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第3話 突然の来訪者

by ぽー

突然の軍艦の襲来に、ミゲルとフローレスは山登り競争を取り止めて海岸に駆けつけました!

フローレス

何なんだ!あのバカでかい軍艦は?

ミゲル

知るか?どこかの国が攻めてきたのか?

と、よく見ると軍艦から1艘のボートが島に向かってやって来るではありませんか!

フローレス

怪しいヤツが攻めてきたぞ!

フローレス

先手を打って上陸前に魔法で吹き飛ばさそう!

ミゲル

お、落ち着けよ!まずは様子を見てみようぜ!

二人が様子を見ていると、ボートから学者風の若い男が降りてきました!

マーティン

ううむ。一見すると何のことはない小島なのですが・・・

フローレス

おいっ!お前は誰だ?

マーティン

おっ!ちょうどいいところにこの島の住民がいますね

ミゲル

怪しいインテリメガネめ!一体、何を企んでいるんだ?

マーティン

失礼な!私は、マーティン。カルボナーラ王国の辺境調査員です!


そうでした!あまりにも辺境に位置するために島の住人たちはすっかり忘れていましたが、アオ―レス諸島はカルボナーラ王国の領土なのです。

ミゲル

何!王国の調査員がこんな田舎に一体何の用だ!

マーティン

島国根性丸出しのいかにもなセリフですね・・・

マーティン

いいでしょう!私がここに来た目的を教えましょう!

マーティン

3時間ほど前のことです!私たちの乗った船がこの島の沖を航行していると、突如紫色の怪しい光が船のすぐ横を通り過ぎました!

ミゲル

怪しい光だとっ!

ミゲルは先程山の中で出会った奇妙な光を思い出しました!

ミゲル

それってもしかして俺が見つけたこんな感じのヤツじゃ・・・

マーティン

なるほど・・・大変興味深い証言ですね・・・

マーティンは、しばらく目を閉じて考え込む様子でしたが、やがてこんなことを言い出しました!

マーティン

どうやらあなた・・・魔王ルシファーを蘇らせてしまったようですね!

ミゲル

はぁ?突然なんてことを言い出すんだ!!

フローレス

私もその噂は聞いたことがあるぞ!300年前、当時の勇者が、王都から遠く離れたこの島に魔王を封印したっていう伝説だよな

マーティン

私もただの伝説と思っていましたが、先程見たものはそうとしか思えません

フローレス

ミゲル、お前とんでもないことをしてくれたな!

ミゲル

し、知らねえよ!俺は気になってちょっと触っただけだ!

マーティン

気がかりなのは、怪しい光が王都の方角に飛んでいったことです

フローレス

何だとっ!

マーティン

王都の人々が気がかりなので、私はこれから都に戻ります。あなたたちも一緒に来てくれますよね!

ミゲル

おい、ちょっと待て!何で俺たちが!

フローレス

展開が急すぎるぞ!

マーティン

当然でしょう!もしあれが本当に魔王ならば、あなた達の責任だ!

ミゲル

イヤだ!俺はこの島から出たくない!

マーティン

そうですか・・・ならば仕方ない・・・

そういうと、マーティンは何やら呪文を唱え始めた!

マーティン

どうしてもイヤというのなら力づくでも来てもらいます!

フローレス

おいおい!あれは強力な麻痺毒の呪文だぞ!

ミゲル

ぐぬぬ・・・

ミゲル

分かった・・・仕方ない。俺も行くよ!

フローレス

お、おいっ!いいのか?

ミゲル

仕方ないだろ!それにまだアレが魔王と決まったわけじゃないんだ!

マーティン

その通りです。アレが魔王でなければ無料で王都の観光ができるめったにないチャンスですよ!

フローレス

なるほど!そう考えればこれはいい機会だな!


こうして、ミゲルとフローレスはマーティンとともにカルボナーラ王国の王都、カルボナーラを目指すことになりました!




次の素材を利用しています。無断転載禁止です!!
背景:成瀬直瑚様「誰そ彼亭」(http://may.force.mepage.jp/
CGエフェクト:ぴぽや様(http://piposozai.blog76.fc2.com/

挿絵:qut様「アンデッドとか好きだから―――ッ!!!」(http://lud.sakura.ne.jp/
キャラアイコン:ゆうひな様(http://blog.goo.ne.jp/akarise
                             忠藤いづる様「三日月アルペジオ」(http://roughsketch.en-grey.com/


ぽー
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